昼も夜もないブログ

最近は子供とカメラとレンズのことばかり

ストロボ入門

 遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

 

2018年最初の大型散財についてはフラッシュでキメた。ちなみに本エントリはフラッシュについて知りたい方のためになにかを語るものでは全くなく、僕が深遠なるストロボの世界に踏み込んだというお知らせに過ぎないので悪しからず。

 

HVL-F45RM

 ソニー純正フラッシュとしては最新モデル「HVL-F45RM」である。いわゆるミドルクラスモデルになると思う。45はフラッシュの発光量を表すガイドナンバーを、RMは電波式ワイヤレス通信機能を備えている事を表している。

以前の僕であれば、「ストロボなんぞプロの使うもの。アマチュアが中途半端に振り回してどうするのか。だいたい嵩張りすぎ。どうしても使いたければ内蔵されてる機種を選ぶべきだしそれで良いでしょ」くらいに考えていた。ひどい。

せっかく小型が売りのαとLoxiaを愛する僕が、ではなぜこんなコンパクトさを犠牲にする機材を導入したかと言えば、理由は大きく二つある。(ちなみにサイズについては、購入に至った今でも、カメラに乗っける機材としては大きすぎると思っている。性能を保ちつつもっともっと小さくするべき)

 

 

1. 室内撮りでのメリット

子供が小さいためそうそう家を空けることができず、ということはなかなか自分が個人的に撮りたい写真を気軽に撮りに行くわけにもいかない。(それでもちょこちょこ行かせてもらってるのだけど)特別なことがある日もない日も、家で家族を撮ることが多いわけで、この室内撮りにストロボは絶大な効果を発揮するらしい。カメラからすると普通の家の照明では光量としては物足りないレベルなことが多く、そこを補ってやるのが目的。

 

2. 親友の結婚式

去年の秋に後輩の結婚式に出席した。当時レンズはLoxia 2/50しか持っておらず、つまり果敢にも50mmマニュアルフォーカス一本勝負を挑んだわけなのだが、これが意外にもそこそこ良く撮れたという(あくまで主観的なね)印象を持っている。引きや大人数を写したり何かしらをクローズアップすることはできなくても、工夫次第で十分戦えることが分かったということ。ただもちろん暗いシーンや披露宴では厳しい瞬間も多く、ピントを追うので手一杯なことからイマイチな写真を量産してもいた。2月に親しい友人の結婚式が控えていることもあり、ここはひとつ...と考えたのだった。まだまだLoxiaだけで撮っていくぞ!という心算もある。

 

f:id:kuma_w:20180119235832j:plain下部のライトについては単純にLED照明として使用することができる。光量の調整もかなりの範囲可能で便利だが、この状態でフラッシュ発光はできない。オートフォーカス時の補助光としての役割も担っているらしいがAFレンズ不在なので未体験。

 

f:id:kuma_w:20180119235835j:plainスタンドが付属しているため単独で立たせることもできる。カメラから降りてもしっかり照らしてくれる。かわいい。多灯ライティング時にはこのスタイルで任意の場所にセッティングしたりするのかな。

 

f:id:kuma_w:20180119235829j:plain背面の操作部。液晶は見やすく各スイッチやコントロールホイールの使用感も良い感じ。...なのだがよく見て欲しいのがホイール内のZOOMやWLやMODEの指標。明らかに、完全に左肩下がりにズレている。購入したのは新品。機能に問題ないのであまり気にしていないが、よく目にするこの部分、定価4万円を超える製品でこの工作精度はどうだろう。この個体だけの問題なんだろうが結構残念ではある。

 

f:id:kuma_w:20180119235819j:plain使用時の基本スタイルはこちら。天井に向けて放った光が跳ね返って被写体に当たることで全体的に柔らかい明かりとなる。この「バウンス」撮影時には24〜70mmの範囲のレンズであれば60度くらいの角度で発光してやるのが適正らしい。

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f:id:kuma_w:20180119235843j:plain上の写真は直当てしたもので下の写真はバウンスしたもの。直当てではさしもののび太くんもまぶしくて起きてしまうかもしれない。飛びすぎ/適正を表したかったのだけどバウンス撮影側はもう少し明るくしても良かったな...反省も込めて修正無しで載せておく。子供にぶん投げられまくっているせいかなんか靴下汚れてるな。

 

 

 このフラッシュ導入については、studio9さんのサイトを熟読して初歩を学ばせてもらった。ストロボについてだけでなく、初心者に優しい記事がたくさんあってどれも参考になる。いつもありがとうございます。

photo-studio9.com

 

 

 言うまでもなく写真は光を収めるものなので、上達のためにはライティングへの意識を持つのも大事だと思う。人物だけでなくブツ撮りにも有効なのでなにか家で撮影する際にはこれから積極的に利用したい。取説とにらめっこしたところ、操作自体は思いのほか難しくなかった。光量は自分で調節して追い込むこともカメラとフラッシュ任せのオートにすることもできる。

まずは最低限の知識と扱い方で(フラッシュの性能におんぶに抱っこで)どこまで結婚式で活用できるか。がんばりたい。

 

 

 

ベストなバイ2017

 きょうは大晦日。2017年もあっという間におしまい。加速するギャラクシーデイズ。ロケットにはI  LOVE YOU

というわけでいつもどおり特に買って良かったものを思い出しつつ振り返ってみる。例によってジャンルは関係なし。なんでもあり。

 

7位 キントー UNITEA ワンタッチティーポット

画像は公式サイトより

 お茶好きな妻の、茶葉から淹れた紅茶が飲みたい!との要望で購入。フタと濾し器は一体となっており、丸っこいポットとフラットなフタの組み合わせがかわいくもシンプルで良い。使いやすいしお茶っ葉がくるくる踊るのは見た目にも楽しい。2人分で十分なのでちっこい方にしたがこれまたちょうど良かった。

茶葉はマーガレットホープがお気に入り。これからあれこれ試していきたい。

 

6位 Peak Design SLIDE LITE & EVERYDAY BACK PACK

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f:id:kuma_w:20171230160906j:plain画像は公式サイトより

 写真というのは恐ろしい趣味で、カメラ本体とレンズに加え周辺機器や撮影関連機材が山ほど存在する。別になくてもいいがあると快適だったり撮影に至るまでのハードルが下がったりする。実によく整備された沼だと感心してしまう。

SLIDE LITEは要するに伸縮できるカメラストラップで、操作性・ベルトの質ともに良いと思う。リンクを見てもらうのが一番だが、僕がPeak Designを気に入っているのはひとえに多くの製品がアンカーと呼ばれるパーツを介して簡単にカメラと脱着できる点。ストラップは必要なくて外したいときも多いのだ。

EVERYDAY BACKPACKは その名の通りバックパックで、とにかくカメラやレンズを始めとしたあれこれを運ぶために構造がよく考えられている。中身は3層(3段?)になっており、内容物によってそれぞれの仕切りの形状を自由に変えられる。"カメラバッグなんて大げさだし見た目もまぁ悪い。どうしても必要ならバッグインバッグを用意すれば事足りる"と思っていたものの、レンズが少しずつでも増えてくるとやはり安全に快適に持ち運びたくなってきた。つい最近このオールブラックがラインナップに加わり、個人的にデザインも悪くないと思えるレベルになったのも大きい。手持ちにarro22がすでにあるのだがこちらは通勤用になっている上カメラ類の持ち運びには適さない。と思う。

Peak Designは「kick starter」での商品プレゼンによって出資を募り、集まった資金でもって開発を行っている。今回(今年11月)は上記のストラップを含む3商品のリリースにあたってのkick starterプロジェクトだった。のだが、正直なところバックパックが安く買える(プロジェクト以外の製品も割安で購入可能)という点に惹かれ出資したのだった。SLIDE LITEは前のモデルも持ってるしね…。2点合わせて230$プラス関税で3000円ちょっと。国内定価と比べるとかなり安い。良い買い物だった。

 

5位 B’z 「DINOSAUR」

f:id:kuma_w:20171230153718p:plain画像は公式サイトより

 物事に対する熱量はいろんなきっかけで増減する。かれこれ20年来のファンではあるが、僕のここしばらくのB'z熱は、のんびり音楽を聴いている時間があまり取れない(フェス参戦も難しい)ことに加えソロ活動も目立っていたことからかなりの低空飛行だった。まぁソロについては、その期間が[B'zとしての活動]という目線からすれば良いブランクとなっていることもよく分かっている。

この冬、ようやく、前作「EPIC DAY」から2年半ぶり、来たる30周年イヤーを飾るフルアルバムがリリースされた。表題曲「Dinosaur」のイントロの仕込み具合や「CHAMP」のギターリフなんかもう、これこれ!これだよこの感じよ!!やっぱりこれよね!!といったところ(分かってくれた人、ありがとう。)年明け早々に東京ドームライブが控えており非常に楽しみ。

 

4位 BALENCIAGA ペーパーミニウォレット

paper mini wallet

 財布を新調しようと思い立った際、長財布とコインケースを別で持つのに抵抗がどうしてもあり、且つコンパクトなものにしたいということでこれに決めた。サイズについては日本札が海外のそれと比べて大柄なのか、札入れ部分がもう少し、ほんとに若干でも寸法が大きく取られていれば良かった使いやすかったかなと感じる。ただ、持ち歩くカード類を厳選して少しだけ身軽な気分になれたのは大きい。大満足。

 

3位 ドラゴンクエストX過ぎ去りし時を求めて

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 僕はオンライン前提である前作「ドラクエ10」以外全て、リアルタイムでリリースされたものも含めプレイしているが、端的に言って本作はドラクエシリーズ集大成である。最新作だからというわけではなく、単純にそれほどの完成度だと思う。「強大な魔王と対峙する勇者」という基本を踏襲しつつ、ゲームシステム自体はシンプル。しかし大枠のストーリーからBGM、その他膨大な演出によって、微に入り細に入り過去作ファンを本気で殺しに掛かっている。シリーズ初プレイでも十分面白いだろうが年季の入ったファンほど楽しめることうけあい。感無量、とはこの事か。3DS版でプレイしたが是非PS4でもう一度冒険したいと思っている。

ネタバレは無いに越したことはないので詳細には触れないでおく。超おすすめ。

 

2位 SONY α7Ⅱ

favorite one

 ミラーレスカメラを選ぶと決めた時からソニーのαシリーズは気になる存在だった。EOS M3からこちらにメインを変えた理由はフルサイズセンサーに憧れたというよりもレンズに惹かれたからだったが、結果的に比較的安価なうえ全体に高性能なこの機種にたどり着けて本当に良かった。上位機種たちにはこちらにない機能も多いが、今のところ取り入れて欲しいなと思うのはサイレントシャッターくらい。センサーも個人的には十分優秀。このカメラは僕を新しい世界に踏みださせてくれた。

 

1位 ZEISS Loxia 2/50 2.8/21 

my new Zeiss!!

 それぞれについてのエントリで語っているので追記することもないのだけど。今年はたくさん写真を撮れたという点では本当に幸せな一年となった。このレンズたちなくして僕の写真ライフは成り立たない。マニュアルフォーカスはやはり難しいだけに、良いものが撮れたときの感慨もひとしお。たぶんいろんな事柄をどんどん忘れてきているんだと思うが、撮った写真を見返すとその時の状況をよく思い出す事ができる。レンズに愛着を持てたことで写真はこれまで以上に生活に密着したものになった。

 

 

 ...というわけで、カメラとレンズの新規導入がやはり大きなトピックだった。僕は常々、人を外に連れ出すハードやソフトを好ましく思っている。自転車でもクルマでも、服でも靴でも、ポケモンGOだってそう。家から出ることで得られる経験や感動は何にも代えがたいと考えるからだ。その点カメラは素晴らしい。現場での物事をより印象的なものにしてくれるから。

 

 あ、ちなみに、上記全てが単なる前フリのようになってしまうが、今年は家を買ったのだった。なかなかの古屋に住んでいたのでそれに比べると新築はやっぱり良い。本当にほやほやなので、当然長大なローンによって謂わばいまだにダウンライト一発すら自分のものではないようなものなのだがねHAHAHA!

しかし人生最大と思われる買い物をしたうえにカメラやらレンズやらをお迎えしているという散財っぷり。国から表彰されても良いと思うし、なんならクオカードくらい進呈されても良いのではないかしら。新居宛にお待ちしております。

 

 

 

以上、今年も年内に書けて良かった。皆様良いお年を。

 

 

 

子育て2017

 今年は夫婦揃って体調を崩すことが多かったり、夏前からの家探し→新居への引っ越しで常にバタバタと、何かと余裕のない生活を送ってきたがなんとか無事年末を迎えることができた。

 

 子供は1歳10ヶ月を迎え、散歩や公園に行けばパワフルに走り回っているものの、保育園に行かず家にいるのでなかなか友達もできない。毎日忙しくも楽しいが、この子は社会活動を全くしていないわけで、無事に集団生活を送れるのか今からやきもきしている。

「保育園落ちた日本死ね」と遠からずの状況にまさか自分が置かれるとは思わなかった。要するに妻が働くために預けたい保育園はどこも空きがなく、預けられないのだった。「働くために預けたいのに働いていないと預けられない」という壮大な矛盾を僕の住む市も抱えていたことを、調べるまで知らなかった。

まぁここは考えようで、お金に余裕はあまりないが「どうせベッタリ一緒にいられるのも今くらいだから」と、家族3人の時間を精一杯楽しもうと決めた。

 

 せっかくツイートを貼り付ける術を先日覚えたので、子供に関することを振り返ってみる。(僕があとで見て楽しむために。)これ便利だな。

わりと楽しいことばかりつぶやいているような気がするけどそれでいいと思っている。子育てが大変だということはみんながみんな分かってることだし、ね。

 

調子に乗りやすいのに気が小さい、僕と実によく似た息子は、しっかりたっぷり毎日僕ら夫婦に甘え、よく食べ、家でも道でもスーパーでも納得いかなければ地面に転がって不満を訴えたりして元気にやっている。

秋頃からかな?加速度的によくしゃべるようになって、コミュニケーションが取れるようになってきて本当に本当にかわいい。毎日なにも無いようでも、同じような一週間でも、色んなことをすごいスピードで見聞きして覚えてマネして自分のものにする。困っちゃうのは歯磨きを断固拒否することくらいかな。

体質に問題なくなんでもたくさん食べられて、体がわりと強くて。それだけでも育てやすくて助けられているねといつも夫婦で話している。両親に似て運動は向いてないような感じがするけどそこはまぁ一緒にがんばろう。笑

 

 来年も子育ての一年になるだろうと思う。またこうして楽しく振り返れますように。

 

 

おしまい

 

 

ZEISS Loxia 2.8/21

 レンズ交換式カメラを使う者の常として(異論はないですよね皆さん…)新しい画角を欲していた僕は、50mmの次に広角レンズを買うことに決めた。広角、いいよね。

 

 僕はα7IIのユーザーなのでまずはソニーEマウントの概況から。16mmから35mmまでをカバーする純正ズームレンズが2本、他メーカー同様にF2.8のものとF4のものがある→SEL1635GM SEL1635Z さらにSEL1224Gという超々広角ズームレンズも存在する。

上記のどれもが魅力的で、描写の評価も(価格も!)軒並み高い。中でも僕が気になったのはSEL1224G。なぜなら16-35についてはEOS-Mで同様の焦点距離をカバーするレンズをすでに持っていること、さらに同シリーズのユーザーとしてやっぱりLoxia 2.8/21の存在有りきで探し始めたことで他の単焦点が候補に入らなかったためだ。

 散々、もうほんとに散々、ネットで作例を探し見比べ店頭で本体を触り、楽しくも悶々と悩み抜いた結果、1224Gではなく、僕は50mmに続きまたしてもLoxiaを手に入れたのだった。

 

 

…というわけでようやく前置きを終える。Loxiaシリーズ最広角である21mm、スーパーマニアックな単焦点レンズのお話。今回のエントリはちょっと長くなる。

 

 

 個人的には28mm以下はもう「超」広角と呼んでいいと思う。21mmは超広角。ただ画角だけで言えば、実際はこれより広い(焦点距離の短い)単焦点レンズもたくさん存在していて、同じツァイスからだってBatisシリーズに18mmが鎮座している。

じゃあ表題レンズのなにが異質なのかって、Loxiaはやっぱりマニュアルフォーカスなのだった。スペック面では9群/11枚のレンズが詰め込まれており、これはLoxia 2/50のほぼ倍の数で(値段もほぼ倍)構成としては「Distagon」名となる。ちなみに50mmは「Planar」 35mmは「Biogon」で、要はレンズの性格に合わせた構成をチョイスしているのだろう。(レンズ光学についての知識を全く持ち合わせていないもので…)

またこの21mmはEマウント向け完全新規設計を採られているとのことで、「シリーズで口径を揃える」という前提があり、その中で描写性能を追求していくための結果なんだろうと思う。実際強烈な解像感と、びっくりするくらいの歪曲抑制が実現されている。50mmと比べやや全長が伸びているだけでこの写りとはもうたまらない。僕にとってはレンズのルックスと取り回しの良さは写りと同様に最重要だ。シンプルでカッコよくなきゃダメだ。

favorite

favorite

チューリップ型というのか、フード形状も気に入っている。

ロキシアロキシアうるさくて申しわけないが、AFを積まない潔さと、そこからくる小ささとシンプルさ、高精度なつくりの筐体、シリーズ通しての哲学のようなものにやっぱり惚れ惚れする。

 お暇をもらって東京駅近辺を気楽に散歩してきた。すべて撮って出し&各種レンズ補正OFF。東京国際フォーラムは広角レンズを買ったら絶対に撮りに行きたかったスポット!

on Tokyo International Forum

on Tokyo International Forum

on Tokyo International Forum

on Tokyo International Forum 

on Yurakuchou

on Yurakuchou

on Tokyo station

on Tokyo station

"welcome board"

Tokyo station from "KITTE"

on Tokyo station

old bar

 当たり前のことながら、広々とした画角で単純に撮っていて楽しい。F2.8を活かしてボケを狙うのも結構楽しめるし、(少ない経験で言うのは憚られるが)アイリスを絞ると特にシャープ極まりない写りになる。これは18万も高くないかもしれない。

 

 ところでこのレンズ、試写するまでもなく感じたのがフォーカスリングがかなり重いこと。僕の感覚ではLoxia 2/50のそれと比べ2倍重い。店頭で触った時には気づかなかったので個体差か…?と思いつつもあまりにも差を感じるのでツァイスの公式サイトより質問を投げてみた。以下、僕とツァイスドイツのサポート氏とのやり取り要約。

 

ぼく)"21mm買ったよ!ところでこのレンズのフォーカスリング、個人的感覚では50mmの倍重いんだけど、これはどうなの?不具合の可能性もある?"

ツァ)"21mmは「フローティング」レンズデザインになっていて、50mmと比較してより多くの動作がフォーカス時に行われているんだ。超広角レンズでは、ある決まった距離(例えば風景写真だったら無限遠とかね)に焦点を合わせるため固定されるケースが多い。この理由と機械的設計から、フォーカスリングのトルクを重くすることにしたんだよ"

 

 "ツァイス側の見解"というのは人によっては貴重で有用かもしれないと思い記載した。機構的な制約に加え「実用上必要なフォーカス変更が少ない」という判断から重くしているようで、十分なトルクはピントの確実な固定に有効という見方もある。

Loxia 50mmのフォーカスリング回転角は180°、一方21mmは90°であり、2倍重いという自分の感覚とツァイスの見解を合わせると、僕としては腑に落ちた。今後、経年での変化はあるかもしれないが、それはそれでレポートしたい。まぁ店頭で触ったものとで明確に差を感じる以上、個体差についても否めないとは思う。サポート氏の素早く明快な返答に感謝するとともにツァイスへの信頼を深める結果となった。

 

 「Utulens」とはスペックでも値段でも対極に位置するこのレンズ。こういう風な楽しみ方ができるから交換式カメラは楽しくそしてタチが悪い(沼が深い)一般的な常用画角とは言えない広角故の難しさももちろんあるがどんどん使って自分のものにしていきたい…! 

 

 

 

写ルンですDigital

 しばらく前に、10代や20代のとくに女の子に”「写ルンです」が流行っている”と聞いた時はにわかには信じられなかったのだけど、フォロワーのかわいこちゃんによると事実なようで。

現像しないといけないのですぐに結果を確認できないそのアナログさが受けているそう。まさに、時代は巡る。

 実家には父や母、あるいは親戚が撮った僕や兄の写真がたくさんあるし、自分でフィルムを巻いて(この表現合ってるのかしら)シャッターを切った記憶ももちろんある。いつでも身近にあったフィルムカメラ、それが「写ルンです」だ。

カメラといえばデジタルな僕には、いまリバイバルブームとなっているそれが当時のものとどの程度違うのかはよく分からないが、写ルンですの写りを気軽に楽しめるこんなプロダクトがある。

 

www.gizmoshop.jp

 写ルンですに使われているレンズを再利用し、ミラーレスカメラ向けに各マウントをセットにしたもの。換算32mm相当、F16固定の立派なパンケーキレンズだ。

マニュアルフォーカスだが広角なうえF16ということで深い被写界深度によってパンフォーカス(全体にピントが合っているように見える状態)を容易に実現できる。つまりピントをほぼ気にせず本当に気軽に撮れる。写ルンですが「難しいことを抜きにしてだれでも気軽に写真を楽しめる」という、その実非常によく考えられたカメラだということが今さらながらよく分かる。

 

「Utulens」snap「Utulens」snap「Utulens」snap

「Utulens」snap

「Utulens」snap「Utulens」snap

「Utulens」snap

「Utulens」snap

  そこらの公園をふらふらしながら試写してきた。全て撮って出し。隅は派手に減光するしフレアもよくお目見えする。全体に情緒的というかシネマっぽさがあってとても良い。レンズの絞りが固定ということで暗いところには弱いものの、圧倒的な軽さも手伝ってスナップに最適。適当に構図を決めてパシャパシャ。

もちろんフィルムは必要ないのだ! EXIFにレンズ名称が残らないのが残念なくらいで、あとはもう大満足。スナップって楽しいな。

 

α7Ⅱ &「Utulens」

 

 

be a minimalist?

paper mini wallet

 服も靴も持っていないし、デムナ・ヴァザリアにさして興味があるわけでもない。バレンシアガとは、今はもうさほど関心がなくなってしまった海外ブランドたちを暇にあかしてネットで眺めるついでに流し見るくらいの存在だ。

それでもこのカードケースみたいな大きさの財布はとても魅力的だった。「paper mini wallet」というらしい。もう6年だか7年だか使っているホワイトハウスコックスが(僕が手入れをしなさすぎたせいで)だいぶみすぼらしくなってしまっていて(みすぼらしいので載せない)長いこと新しいものを探していたところにFashion pressだかなんだかの過去記事を見て知った。もう長らく人気商品だそうで。

 

 銀座の店舗で実物を見せてもらった時には、時期の問題もあり完全に「プレゼントをお探し」な感じに受け取られてしまい、つくりをじっくり観察するのにちょっと気まずさがあった。良い年した男ですが使いますよ。

paper mini wallet ホワイトハウスコックスの定番のものと同様に(こちらは小銭入れは外側に付いているが)使い慣れた三つ折りでありながらびっくりするほど小さい。比較は iPhone SE。カメラを持ち歩くことも多くなり、日頃から荷物は少なく小さく軽くしたいと思っていたのでちょうど良かった。色は黒もつまらないかと思いグレーにした。グレーフォシルという名称だったか。

paper mini walletpaper mini walletpaper mini wallet

 小銭入れも札入れもまぁミニマム。カード入れは札入れ部に3枚分しかない。3枚だ。これはもうあれこれ無駄に持ち運んでいたカードたちにお留守番してもらい、本当に必要なものだけにするしかない。

免許証に保険証にキャッシュカードにクレジットカード...。すでに許容量を超えている感があるが一箇所に2枚までならあまり無理なく入りそうなのでその辺はあまり気にしないことにする。いやしかしこの財布がてっぷり太っていたら本当にかっこ悪すぎるので真剣に考えないといけない。

 

そう、Tカードもポンタカードも持ちあわせていませんよぼかぁ!

 

 この厳選作業は実際やってみるとかなり楽しい。今俺は無駄をなくしてる!これはあれだ!ミニマリストだ!という気持ちになりたい僕のような人には文句なしにこの財布おすすめできる。

 

 

 

 

Loxiaの旅 その1

 この夏以降、チャンスがあればカメラを持ち出してあれやこれやと撮ってきた。クオリティはアレではあるがまとめておく。α7Ⅱ+Loxia 2/50の作例と思ってもらえれば。写真はいわゆる撮って出しのものもあればLightroom経由のものも。

 

ほおづき市

ほおづき市

ほおづき市

baby

 近所のお祭りとその帰り。息子はやたらと甚兵衛が似合っていた。つまりかわいい。

 

on Ginza

on Ginza

on Ginza

on Ginza

 銀座はいつ来てもカメラを構えたくなる。そういえば銀座SIXは中で撮るのを忘れた。

 

wedding!

wedding!

 9月には後輩くん&後輩ちゃんの結婚式に参加してきた。懐かしい顔ぶれとも再会しサイコーな時間だった。もちろん意気込んでカメラを持ち込むわけだが、なんせα7ⅡでのレンズはLoxiaしか持っていない。つまり勇敢にも50mmマニュアルフォーカス一本勝負を挑んだわけだ。

 席に恵まれた(友人枠なので新郎新婦目の前のテーブル)こともあり、意外と暗さに困ることもなく披露宴でも順調に撮影できてるぜ...と思いきや、新郎新婦のもとに集まって写真を各々のカメラで撮ってもらう段にて問題が...

先輩「αでも撮ってもらいなよ」

僕 「...あ、じゃあすみませんお願いします。あのーこれマニュアル単焦点なんです」

式場のプロ「えー!オートになりません?」

僕 「い、いやーそれだと無理なんですよ」

プロ「えー!撮れるかな...じゃあいきますよー...」パシャリ。「どうですかね?」

僕 「ありがとうございますすみません!完璧です!」

別のプロ「ツァイスですか、いいですね」

僕 「ありがとうございます、好きなんですよー」

 ...だから遠慮してたのに!お手数をお掛けして非常に申し訳なかった。キャノンのEOS 7Dを肩から2台下げて華麗に撮りまわる女性プロカメラマンをも戸惑わせてしまった。AFもないうえ実絞りのレンズなど持ち込まれることがほぼないのだろうすみません。プロの名誉のために一応言っておくと、載せられないが写真は本当に完璧だった。

 

(あと別プロのコメントはかなり嬉しかった)

 この日の写真たちに関しては、まだまだ勉強中のLightroomでのRAW現像に挑み色々と学びがあった。難しいけど楽しい。

 

chiba zoological park "fuuta"

chiba zoological park "fuuta"

chiba zoological park

chiba zoological park

chiba zoological park

 息子は生まれて初めての動物園。レッサーパンダはかの有名な風太くんだ。歳はとってもまだまだ元気。分かっていたことではあるけど50mmでは表情まで捉えるのは難しい。このときはまだ触ったことがなかったのだけど、ズーム機能を使えばよかったな。

 

flower museum

flower museum

flower museum

flower museum

花を撮るのは楽しい。マクロで撮りたくなる気持ちもよーく分かる。楽しい。

 

gate

road

silence

beam

"北口本宮富士浅間神社"

leaves

Mt.FUJI from Kawaguchi-lake

 秋晴れの富士吉田は河口湖畔より。10月末だったけど台風一過の青空の下は暑いくらいだった。

 

”東京蚤の市”2017

”東京蚤の市”2017

”東京蚤の市”2017

”東京蚤の市”2017

”東京蚤の市”2017

”東京蚤の市”2017

”東京蚤の市”2017

 数年前から行きたいと思いつつ叶わずにいた「東京蚤の市」に行ってきた。妻へのおみやげ以外なにも買わなかったけど入場料500円の価値は十分。この日は「JPEGエクストラファイン固定&マニュアル露出!」の縛りを設けて撮り歩いた。

”東京蚤の市”2017

 ミノルタのカメラ。(ケースのみだったか?)渋い。こちらは通常撮影。

”東京蚤の市”2017

 こちらは同位置から「超解像ズーム」の最大値である2倍で撮影したもの。使用には条件はあるものの、ソニーの言うように画質の劣化もほぼ感じられず、僕には十二分に実用に足る。最大100mm相当で撮れるというのは心強い。どんどん使っていくつもり。

 

 

 どこへ持ち出してもしっかり構えて撮りさえすればコントラストの効いたいい写真に仕上げてくれる。このレンズについては、明暗差がある場面が得意でロー側が特にきれいに出る。あとはやっぱりフォーカスリングが素晴らしい。本当に良いカメラとレンズの組み合わせになっていると思う。

 

 ちなみに、上記のズームで望遠側はとりあえず済ませられるような気がしているので、拡充するなら広角側かなーなどと思いあれこれ調べている。これだけLoxia愛を語っておきながら。ここが沼ですか?