昼も夜もないブログ

最近は子供とカメラとレンズのことばかり

Loxiaの旅 その2

 年末に21mmを手に入れたので僕のLoxiaコレクションは50mmと21mmの2本体制に。この超広角レンズ、妥協のない性能と50mm同様の操作性の良さからすっかりお気に入りになった。遠出は全然できていないものの、あちこち持ち歩いたので再度まとめてみる。

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 都心では特に広角で撮るのが楽しい。ただ水平垂直を常に意識しないと違和感のある画になってしまいがちで、それを活かす引き出しや後処理に頼らずに済むフレーミングを身につけないといけない。(だいぶ頼ってしまっている)これが10mm台の広さになってくるとむしろダイナミックさを使いやすいんじゃないかとも思う。楽しいけどとても難しいのが21mmだと感じる。あと日産のコンセプトカーはなかなか良いね。

Red,Blue,Yellow

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 家から遠く離れなくても撮影チャンスはそれなりにあるもので。でも大雪をろくに撮れなかったのは少し残念だった。

Chiba-port tower

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 ツァイスだからなのかなんなのか、このレンズのブルーはとても良い。愛車もスバルブルーなのでついでに(適当)。千葉ポートタワーはなかなか攻めたつくりで楽しい。

"Trunk"

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 高円寺は古着屋を覗くくらいでよく知らなかったのだけど、味良し風情良しの店がたくさんあって飲み歩くのに最高な街だった。料理ももっと色々撮らせてもらえば良かったな。ちなみに最初のお店はTrunkという素晴らしい古着屋さん。高円寺に服を見に行くなら超おすすめ。

あと余談ながら友人の履いているパラブーツの黒いシャンボード、僕が購入した時は確か58,800円だったと思うんだけど、調べてみたら今は70,200円にもなってるのね...パラブーツに限らず円に有利な頃の為替は無視して値上げし続けるあの業界、相変わらずね...

 

[まとめ]

 広角レンズ導入は大正解だった。おさいふはかなり軽くなったが大正解だった。(強調)ZeissのLoxia、もう本当に素晴らしくて本当におすすめなのだけど、ただ撮りたい時にイメージ通りに撮ることができればなんでもいいわけで、このレンズだからどうだとか焦点距離がどうだとか(もちろんそれもすごく楽しいけど)あまり視野狭窄にならないようにしなきゃなとも。写真を楽しむためにカメラやレンズを選ぶわけで、僕の場合α7ⅡとLoxiaをメインに据えて良かったなぁと思えている。とりあえずはそれだけでOKなんじゃないかと。上で書いたような雑感からさらに踏み込んであれこれ細かく書くのはまたそうしたくなった時に。

 

 今回は50mmと21mm織り交ぜて。EXIF見るのも楽しいけどどんなカメラとレンズで撮ったのかよく分からないくらいが面白いんじゃないかとも、最近思う。レンズの選択肢ができたわけだし、あとは腕次第。

 

ストロボ入門 実践編

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 今回のエントリは結婚式での素人による写真撮影について、あとストロボその他もろもろについての記録。というかメモ。

 プロじゃないけど写真好きだし友人や親族の晴れ舞台を撮りたい!正式に頼まれてもいないただのゲストだけど!という方の参考に少しでもなればいいなくらいの気持ち。ニッチすぎる…

 

 

 昨年までの機材に加え、今回はストロボを導入済み。α7Ⅱ+HVL-F45RM にレンズは Loxia2/50 のみ。21mmについては迷ったがレンズ交換の手間を考え結局置いていくことにした。(他には望遠もズームレンズも持っていない)カメラの設定としては、AFでもMFでもフォーカスアシスト関連の事前チェックが特に大事。また暗いシチュエーションが多くノイズとの戦いになりがちなので現像の自由が効くRAWデータは欠かせない。画質はRAW+JPEGが無難。

 余談だけどLightroomでの結婚式写真現像はとても良い勉強になった。ノイズ処理の重要性と難しさ、その方向性と好みが少しだけ分かった。

 

1.  挙式

 今回はチャペルでの挙式だった。当然ながら挙式の際にはゲスト席に通されるため、式場のプロのように最適な画角を得ることはできない。(新郎新婦に「当日のカメラマン」と依頼されている場合は別)なのでここでは撮れる範囲で。今回もそうだったけどストロボもNGな場合が多いのでは。なんならここは動画がベターかもしれない。賛美歌もちゃんと歌ってしっかり祝福すること。

☆露出はマニュアル。適度に絞る。暗くてもシャッタースピードは下げすぎない。ISOアゲアゲでも気にしない。(ISOオートはらくちん)

 

2. 挙式後

 披露宴会場へ向かう前にゲストみんなで2人を祝福。フラワーシャワーなんかは自分のポジションによっては十分撮れる。集合写真撮影の際は良い顔で写ること。

☆挙式会場でホワイトバランスを変えていた場合、チェックを忘れない。外光で明るさは十分なのでここでは絞り優先モードで。絞り開放付近でポートレート的に撮るのも良い。

 

 3. 披露宴

 基本は自分の席から撮ることになるが、プログラムの合間に新郎新婦のもとに足を運べるし、各テーブルをまわってきたりもするので撮影チャンスがたくさんある。

 ここで!ようやく!ようやくストロボが大活躍する。各人の挨拶やケーキのファーストバイト、その他もろもろの演出で明るさが変わりまくるため「無いと厳しい」くらいの印象。ストロボ自体はTTL設定にして露出はお任せ。必ずバウンスさせて使う。キャッチライト入れ込み用のシートもかなり役立つので適宜。レンズ交換する場合は焦点距離の設定も要チェック。せっかく「自分の席」があるのでカメラもストロボも予備のバッテリーや電池をすぐ使えるように準備しておく。

 ここでは一緒に参加している友人達もたくさん撮っておくと喜ばれる。美味しそうだからといってすぐ食べてしまわずなるべく料理の写真も撮ること。(メインディッシュ撮り忘れた)

☆色味がアンバーに転がりすぎないよう注意。プログラムの進行ごとに露出がころころ変わるので基本絞り優先で。当然ながら余興などで動きものを撮る場合はシャッター優先に。

 

☆☆主役を引き立てる標準〜中望遠くらいが活躍する。記録写真的なものは式場のプロが余すところなく撮っているので、広角側はなくてもあまり問題ないと思う。新郎新婦でも友人でも、しっかり主役を決めた写真を撮るよう心掛けるといい感じ。ゲストにしか撮れない写真もある。50mm一本でも十分戦える。

 

 

 ざっとまとめるとこんなもの。ストロボは露出に悩まされることから解放してくれる素晴らしい機材だということが分かった。お任せで良いんだもの。手軽にキャッチライトを入れられるのも良い。デメリットは目立つことによって周囲からの"さぞかし良い写真を撮ってるんでしょうね"的プレッシャーが発生することと重くなることくらい。

 

 この手の撮影指南ではどこでも言われていることだけど、余すところなく撮りたければズームレンズ以外に選択肢は無い。F4通しくらいの標準ズームでも問題ないんじゃないかな。でも僕のような単焦点ラバーは世に多くいるはずで、そんな人が結婚式にも単玉を持ち込みたいと思っても不思議ではない…と思う。たぶん。

 アマチュアの良いところは、写真について作品レベルでなくたっていいところと、撮れない時には撮らなくたっていいところ。「撮れませんでした」が通用しないプロではないからこそ、汎用性のない単焦点も活きてくる。今後ズームレンズを購入した場合でも、結婚式には積極的に単焦点レンズを持ち込む所存。だって好きだから。

 

 なんだか話がとっちらかってしまったけど、結婚式撮影についての大体のまとめ、おしまい。良い経験になりました。

 

 

 

4. 番外編:結婚式二次会

 僕は今回、二次会の幹事だったのだけど新郎と打ち合わせて開催することが決まったのは挙式まで一ヶ月を切ってから。事前にお店を見にいく暇がなかったことで大問題が…。店内のかなりの暗さはストロボのおかげでどうにかなったものの、狭くて引けない!50mmじゃ引ききれない!!のだった。ソファー席なんかに座られてしまうともう全くもって無理。

 当然二次会に参加してくれるような新郎新婦と仲の良い友人達なのに集合写真がうまいこと撮れないのは辛かった。思うように距離を取れないので同時に入れ込めるのは4人がいいところ。21mmを持ち込まなかった自分が恨めしい。

 

 それでもなんとか工夫してそれぞれ撮り回っていたところ、新婦側の友人にキャノン7Dを首から掛けている女性が。そういえば挙式の時から目立つ太めのストラップが気になってはいた。せっかくだし聞いてみようと思い「カメラお好きなんですか?(^^)」と話しかけてみた。するとどうでしょう、この人プロであった。スチールもやってるプロ!プロフェッショナル!!

 慣れないストロボを乗っけて必死にマニュアルフォーカスの単焦点で撮影している僕を見てどう思っていたのやら………。聞けば自分のカメラはニコンD750なのだけど、修理中なため借り物の7Dとズームを持ってきているとのこと。女性カメラマンは知り合いにひとりもいないのでなんだか新鮮だった。量販店でカメラの販売員もやってたことがあるそうで、もう筋金入りというかなんというか。「ニコン、無骨で好きなんですが女性人気は全然ないです」とのこと…笑

 ちなみに案の定「なんで50単なんですか?」と聞かれてしまい「素人のただのカメラ好きなので好きなレンズで気負わず撮らせてもらってるんです」的な話をしたものの、とにかくなんだかもう恥ずかしかった…笑

 

 もうしばらくズーム一辺倒だと仰っていて、やはりプロこそズームレンズなんだろうなぁと深く納得してしまった次第。

 

 

fashion eye NY

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 好きなフォトグラファーのひとり、保井崇志さん。彼がRECOで書いたこのエントリでソール・ライターについて知った。

reco-photo.com

 名前は聞いたことがあるような?程度の印象だったソール・ライター。いわゆる写真集的なものを少しずつ集めたいなと考えなんとなく調べていたところだったこともあり、これは、と思う良記事だった。

ちなみに保井さんのこの企画もすごくおもしろい。気になる写真集だらけだ。

tyasui.com

素人の僕にも分かるくらい、彼の撮る写真はどれも「保井さんっぽい」。これはたぶんすごいことで、自分の写真の好みもイマイチ分かっていない僕の目標とするひとりでもある。

 

 ところで冒頭の写真は僕が生まれて初めて訪れた海外の地、アメリカはニューヨークでの9年前の一枚。カメラはRICOH R10だった。2月初旬の彼の地は「この時期にしては暖かい」とタクシーの運転手が言う程であっても僕にとってはやはり凍える寒さで、耳の痛さと冷たさを特にハッキリと覚えている。到着した日の曇り空の夜にはそれこそビリー・ジョエル「The Stranger」のイントロが聴こえてきそうなほどだったものの、晴れたセントラルパークとストロベリーフィールズの穏やかさ、トップオブザロックからの夜景、その辺の屋台で食ったやたら美味いホットドッグ、ソーホーで買ったレッドウイング…どれもこれも思い出深い。

マンハッタンの雑踏に立てば、街もそこですれ違う誰も彼も、異国の民である僕がどんな人種でどこからやってきたどういう人間なのかについてなんの関心も興味もなくて(かといって排除されるわけでもない)自然と「匿名」になってしまうような、とにかく不思議で心地良い気分になった。

 ソール・ライターとはそんなニューヨークを舞台に活躍したストリートスナップの大家でありある種伝説の写真家らしい。ルイヴィトンのフォトブックシリーズ「FASHION EYE」ニューヨーク編として、独特のフレーミングでマンハッタンの(それ以外もだろうけど)情景をユニークに捉えたたくさんの写真が掲載されている。

FASHION EYE "NY" *1

ファッションフォトグラファーとしての経歴も長かったらしく、この手の本に収められるにはこれ以上ない人だと思う。街なかのショーウィンドウやクルマの写り込みを巧みに活かしている写真が多く、一体どうなってるの?とつい惹き込まれてしまう。なんとなく眺めているだけでも主題がなんなのかがハッキリ伝わってくる。「構図」がいかに重要かを痛感させられた。

以前からのファンからすると今さら、といった内容なのだろうし単純にソール・ライターの作品に触れるには写真集として発刊されているものを手に入れるのが一番良いのだろうけど、ルイヴィトンによるこういうアプローチで知ることができたという経緯もまた面白いなと。ちなみにこのフォトブックの存在はIKO NATSUKAWAさんのインスタグラムで初めて知った。

  

 先人たちの写真に刺激を受けて今日も相変わらずカメラを持ち歩く。今日は21mmかな、50mmかな。

FASHION EYE "NY"

*1:ヴィトンで初の買い物。さすがの装丁の美しさ。これはシリーズで揃えたくなる。

ストロボ入門

 遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

 

2018年最初の大型散財についてはフラッシュでキメた。ちなみに本エントリはフラッシュについて知りたい方のためになにかを語るものでは全くなく、僕が深遠なるストロボの世界に踏み込んだというお知らせに過ぎないので悪しからず。

HVL-F45RM

 ソニー純正フラッシュとしては最新モデル「HVL-F45RM」である。いわゆるミドルクラスモデルになると思う。45はフラッシュの発光量を表すガイドナンバーを、RMは電波式ワイヤレス通信機能を備えている事を表している。

以前の僕であれば、「ストロボなんぞプロの使うもの。アマチュアが中途半端に振り回してどうするのか。だいたい嵩張りすぎ。どうしても使いたければ内蔵されてる機種を選ぶべきだしそれで良いでしょ」くらいに考えていた。ひどい。

せっかく小型が売りのαとLoxiaを愛する僕が、ではなぜこんなコンパクトさを犠牲にする機材を導入したかと言えば、理由は大きく二つある。(ちなみにサイズについては、購入に至った今でも、カメラに乗っける機材としては大きすぎると思っている。性能を保ちつつもっともっと小さくするべき)

 

 

1. 室内撮りでのメリット

子供が小さいためそうそう家を空けることができず、ということはなかなか自分が個人的に撮りたい写真を気軽に撮りに行くわけにもいかない。(それでもちょこちょこ行かせてもらってるのだけど)特別なことがある日もない日も、家で家族を撮ることが多いわけで、この室内撮りにストロボは絶大な効果を発揮するらしい。カメラからすると普通の家の照明では光量としては物足りないレベルなことが多く、そこを補ってやるのが目的。

 

2. 親友の結婚式

去年の秋に後輩の結婚式に出席した。当時レンズはLoxia 2/50しか持っておらず、つまり果敢にも50mmマニュアルフォーカス一本勝負を挑んだわけなのだが、これが意外にもそこそこ良く撮れたという(あくまで主観的なね)印象を持っている。引きや大人数を写したり何かしらをクローズアップすることはできなくても、工夫次第で十分戦えることが分かったということ。ただもちろん暗いシーンや披露宴では厳しい瞬間も多く、ピントを追うので手一杯なことからイマイチな写真を量産してもいた。2月に親しい友人の結婚式が控えていることもあり、ここはひとつ...と考えたのだった。まだまだLoxiaだけで撮っていくぞ!という心算もある。

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下部のライトについては単純にLED照明として使用することができる。光量の調整もかなりの範囲可能で便利だが、この状態でフラッシュ発光はできない。オートフォーカス時の補助光としての役割も担っているらしいがAFレンズ不在なので未体験。

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スタンドが付属しているため単独で立たせることもできる。カメラから降りてもしっかり照らしてくれる。かわいい。多灯ライティング時にはこのスタイルで任意の場所にセッティングしたりするのかな。

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背面の操作部。液晶は見やすく各スイッチやコントロールホイールの使用感も良い感じ。...なのだがよく見て欲しいのがホイール内のZOOMやWLやMODEの指標。明らかに、完全に左肩下がりにズレている。購入したのは新品。機能に問題ないのであまり気にしていないが、よく目にするこの部分、定価4万円を超える製品でこの工作精度はどうだろう。この個体だけの問題なんだろうが結構残念ではある。

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使用時の基本スタイルはこちら。天井に向けて放った光が跳ね返って被写体に当たることで全体的に柔らかい明かりとなる。この「バウンス」撮影時には24〜70mmの範囲のレンズであれば60度くらいの角度で発光してやるのが適正らしい。

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上の写真は直当てしたもので下の写真はバウンスしたもの。直当てではさしもののび太くんもまぶしくて起きてしまうかもしれない。飛びすぎ/適正を表したかったのだけどバウンス撮影側はもう少し明るくしても良かったな...反省も込めて修正無しで載せておく。子供にぶん投げられまくっているせいかなんか靴下汚れてるな。

 

 このフラッシュ導入については、studio9さんのサイトを熟読して初歩を学ばせてもらった。ストロボについてだけでなく、初心者に優しい記事がたくさんあってどれも参考になる。いつもありがとうございます。

photo-studio9.com

 

 

 言うまでもなく写真は光を収めるものなので、上達のためにはライティングへの意識を持つのも大事だと思う。人物だけでなくブツ撮りにも有効なのでなにか家で撮影する際にはこれから積極的に利用したい。取説とにらめっこしたところ、操作自体は思いのほか難しくなかった。光量は自分で調節して追い込むこともカメラとフラッシュ任せのオートにすることもできる。

まずは最低限の知識と扱い方で(フラッシュの性能におんぶに抱っこで)どこまで結婚式で活用できるか。がんばりたい。

 

 

ベストなバイ2017

 きょうは大晦日。2017年もあっという間におしまい。加速するギャラクシーデイズ。ロケットにはI  LOVE YOU

というわけでいつもどおり特に買って良かったものを思い出しつつ振り返ってみる。例によってジャンルは関係なし。なんでもあり。

 

7位 キントー UNITEA ワンタッチティーポット

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画像は公式サイトより

 お茶好きな妻の、茶葉から淹れた紅茶が飲みたい!との要望で購入。フタと濾し器は一体となっており、丸っこいポットとフラットなフタの組み合わせがかわいくもシンプルで良い。使いやすいしお茶っ葉がくるくる踊るのは見た目にも楽しい。2人分で十分なのでちっこい方にしたがこれまたちょうど良かった。

茶葉はマーガレットホープがお気に入り。これからあれこれ試していきたい。

 

6位 Peak Design SLIDE LITE & EVERYDAY BACK PACK

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画像は公式サイトより

 写真というのは恐ろしい趣味で、カメラ本体とレンズに加え周辺機器や撮影関連機材が山ほど存在する。別になくてもいいがあると快適だったり撮影に至るまでのハードルが下がったりする。実によく整備された沼だと感心してしまう。

SLIDE LITEは要するに伸縮できるカメラストラップで、操作性・ベルトの質ともに良いと思う。リンクを見てもらうのが一番だが、僕がPeak Designを気に入っているのはひとえに多くの製品がアンカーと呼ばれるパーツを介して簡単にカメラと脱着できる点。ストラップは必要なくて外したいときも多いのだ。

EVERYDAY BACKPACKは その名の通りバックパックで、とにかくカメラやレンズを始めとしたあれこれを運ぶために構造がよく考えられている。中身は3層(3段?)になっており、内容物によってそれぞれの仕切りの形状を自由に変えられる。"カメラバッグなんて大げさだし見た目もまぁ悪い。どうしても必要ならバッグインバッグを用意すれば事足りる"と思っていたものの、レンズが少しずつでも増えてくるとやはり安全に快適に持ち運びたくなってきた。つい最近このオールブラックがラインナップに加わり、個人的にデザインも悪くないと思えるレベルになったのも大きい。手持ちにarro22がすでにあるのだがこちらは通勤用になっている上カメラ類の持ち運びには適さない。と思う。

Peak Designは「kick starter」での商品プレゼンによって出資を募り、集まった資金でもって開発を行っている。今回(今年11月)は上記のストラップを含む3商品のリリースにあたってのkick starterプロジェクトだった。のだが、正直なところバックパックが安く買える(プロジェクト以外の製品も割安で購入可能)という点に惹かれ出資したのだった。SLIDE LITEは前のモデルも持ってるしね…。2点合わせて230$プラス関税で3000円ちょっと。国内定価と比べるとかなり安い。良い買い物だった。

 

5位 B’z 「DINOSAUR」

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画像は公式サイトより

 物事に対する熱量はいろんなきっかけで増減する。かれこれ20年来のファンではあるが、僕のここしばらくのB'z熱は、のんびり音楽を聴いている時間があまり取れない(フェス参戦も難しい)ことに加えソロ活動も目立っていたことからかなりの低空飛行だった。まぁソロについては、その期間が[B'zとしての活動]という目線からすれば良いブランクとなっていることもよく分かっている。

この冬、ようやく、前作「EPIC DAY」から2年半ぶり、来たる30周年イヤーを飾るフルアルバムがリリースされた。表題曲「Dinosaur」のイントロの仕込み具合や「CHAMP」のギターリフなんかもう、これこれ!これだよこの感じよ!!やっぱりこれよね!!といったところ(分かってくれた人、ありがとう。)年明け早々に東京ドームライブが控えており非常に楽しみ。

 

4位 BALENCIAGA ペーパーミニウォレット

paper mini wallet

 財布を新調しようと思い立った際、長財布とコインケースを別で持つのに抵抗がどうしてもあり、且つコンパクトなものにしたいということでこれに決めた。サイズについては日本札が海外のそれと比べて大柄なのか、札入れ部分がもう少し、ほんとに若干でも寸法が大きく取られていれば良かった使いやすかったかなと感じる。ただ、持ち歩くカード類を厳選して少しだけ身軽な気分になれたのは大きい。大満足。

 

3位 ドラゴンクエストX過ぎ去りし時を求めて

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 僕はオンライン前提である前作「ドラクエ10」以外全て、リアルタイムでリリースされたものも含めプレイしているが、端的に言って本作はドラクエシリーズ集大成である。最新作だからというわけではなく、単純にそれほどの完成度だと思う。「強大な魔王と対峙する勇者」という基本を踏襲しつつ、ゲームシステム自体はシンプル。しかし大枠のストーリーからBGM、その他膨大な演出によって、微に入り細に入り過去作ファンを本気で殺しに掛かっている。シリーズ初プレイでも十分面白いだろうが年季の入ったファンほど楽しめることうけあい。感無量、とはこの事か。3DS版でプレイしたが是非PS4でもう一度冒険したいと思っている。

ネタバレは無いに越したことはないので詳細には触れないでおく。超おすすめ。

 

2位 SONY α7Ⅱ

favorite one

 ミラーレスカメラを選ぶと決めた時からソニーのαシリーズは気になる存在だった。EOS M3からこちらにメインを変えた理由はフルサイズセンサーに憧れたというよりもレンズに惹かれたからだったが、結果的に比較的安価なうえ全体に高性能なこの機種にたどり着けて本当に良かった。上位機種たちにはこちらにない機能も多いが、今のところ取り入れて欲しいなと思うのはサイレントシャッターくらい。センサーも個人的には十分優秀。このカメラは僕を新しい世界に踏みださせてくれた。

 

1位 ZEISS Loxia 2/50 2.8/21 

my new Zeiss!!

 それぞれについてのエントリで語っているので追記することもないのだけど。今年はたくさん写真を撮れたという点では本当に幸せな一年となった。このレンズたちなくして僕の写真ライフは成り立たない。マニュアルフォーカスはやはり難しいだけに、良いものが撮れたときの感慨もひとしお。たぶんいろんな事柄をどんどん忘れてきているんだと思うが、撮った写真を見返すとその時の状況をよく思い出す事ができる。レンズに愛着を持てたことで写真はこれまで以上に生活に密着したものになった。

 

 

 ...というわけで、カメラとレンズの新規導入がやはり大きなトピックだった。僕は常々、人を外に連れ出すハードやソフトを好ましく思っている。自転車でもクルマでも、服でも靴でも、ポケモンGOだってそう。家から出ることで得られる経験や感動は何にも代えがたいと考えるからだ。その点カメラは素晴らしい。現場での物事をより印象的なものにしてくれるから。

 

 あ、ちなみに、上記全てが単なる前フリのようになってしまうが、今年は家を買ったのだった。なかなかの古屋に住んでいたのでそれに比べると新築はやっぱり良い。本当にほやほやなので、当然長大なローンによって謂わばいまだにダウンライト一発すら自分のものではないようなものなのだがねHAHAHA!

しかし人生最大と思われる買い物をしたうえにカメラやらレンズやらをお迎えしているという散財っぷり。国から表彰されても良いと思うし、なんならクオカードくらい進呈されても良いのではないかしら。新居宛にお待ちしております。

 

 

以上、今年も年内に書けて良かった。皆様良いお年を。

 

  

子育て2017

 今年は夫婦揃って体調を崩すことが多かったり、夏前からの家探し→新居への引っ越しで常にバタバタと、何かと余裕のない生活を送ってきたがなんとか無事年末を迎えることができた。

 

 子供は1歳10ヶ月を迎え、散歩や公園に行けばパワフルに走り回っているものの、保育園に行かず家にいるのでなかなか友達もできない。毎日忙しくも楽しいが、この子は社会活動を全くしていないわけで、無事に集団生活を送れるのか今からやきもきしている。

「保育園落ちた日本死ね」と遠からずの状況にまさか自分が置かれるとは思わなかった。要するに妻が働くために預けたい保育園はどこも空きがなく、預けられないのだった。「働くために預けたいのに働いていないと預けられない」という壮大な矛盾を僕の住む市も抱えていたことを、調べるまで知らなかった。

まぁここは考えようで、お金に余裕はあまりないが「どうせベッタリ一緒にいられるのも今くらいだから」と、家族3人の時間を精一杯楽しもうと決めた。

 

 せっかくツイートを貼り付ける術を先日覚えたので、子供に関することを振り返ってみる。(僕があとで見て楽しむために。)これ便利だな。

わりと楽しいことばかりつぶやいているような気がするけどそれでいいと思っている。子育てが大変だということはみんながみんな分かってることだし、ね。

 

調子に乗りやすいのに気が小さい、僕と実によく似た息子は、しっかりたっぷり毎日僕ら夫婦に甘え、よく食べ、家でも道でもスーパーでも納得いかなければ地面に転がって不満を訴えたりして元気にやっている。

秋頃からかな?加速度的によくしゃべるようになって、コミュニケーションが取れるようになってきて本当に本当にかわいい。毎日なにも無いようでも、同じような一週間でも、色んなことをすごいスピードで見聞きして覚えてマネして自分のものにする。困っちゃうのは歯磨きを断固拒否することくらいかな。

体質に問題なくなんでもたくさん食べられて、体がわりと強くて。それだけでも育てやすくて助けられているねといつも夫婦で話している。両親に似て運動は向いてないような感じがするけどそこはまぁ一緒にがんばろう。笑

 

 来年も子育ての一年になるだろうと思う。またこうして楽しく振り返れますように。

 

 

おしまい

 

 

ZEISS Loxia 2.8/21

 レンズ交換式カメラを使う者の常として(異論はないですよね皆さん…)新しい画角を欲していた僕は、50mmの次に広角レンズを買うことに決めた。広角、いいよね。

 

 僕はα7IIのユーザーなのでまずはソニーEマウントの概況から。16mmから35mmまでをカバーする純正ズームレンズが2本、他メーカー同様にF2.8のものとF4のものがある→SEL1635GM SEL1635Z さらにSEL1224Gという超々広角ズームレンズも存在する。

上記のどれもが魅力的で、描写の評価も(価格も!)軒並み高い。中でも僕が気になったのはSEL1224G。なぜなら16-35についてはEOS-Mで同様の焦点距離をカバーするレンズをすでに持っていること、さらに同シリーズのユーザーとしてやっぱりLoxia 2.8/21の存在有りきで探し始めたことで他の単焦点が候補に入らなかったためだ。

 散々、もうほんとに散々、ネットで作例を探し見比べ店頭で本体を触り、楽しくも悶々と悩み抜いた結果、1224Gではなく、僕は50mmに続きまたしてもLoxiaを手に入れたのだった。

 

 

…というわけでようやく前置きを終える。Loxiaシリーズ最広角である21mm、スーパーマニアックな単焦点レンズのお話。今回のエントリはちょっと長くなる。

 

  個人的には28mm以下はもう「超」広角と呼んでいいと思う。21mmは超広角。ただ画角だけで言えば、実際はこれより広い(焦点距離の短い)単焦点レンズもたくさん存在していて、同じツァイスからだってBatisシリーズに18mmが鎮座している。

じゃあ表題レンズのなにが異質なのかって、Loxiaはやっぱりマニュアルフォーカスなのだった。スペック面では9群/11枚のレンズが詰め込まれており、これはLoxia 2/50のほぼ倍の数で(値段もほぼ倍)構成としては「Distagon」名となる。ちなみに50mmは「Planar」 35mmは「Biogon」で、要はレンズの性格に合わせた構成をチョイスしているのだろう。(レンズ光学についての知識を全く持ち合わせていないもので…)

またこの21mmはEマウント向け完全新規設計を採られているとのことで、「シリーズで口径を揃える」という前提があり、その中で描写性能を追求していくための結果なんだろうと思う。実際強烈な解像感と、びっくりするくらいの歪曲抑制が実現されている。50mmと比べやや全長が伸びているだけでこの写りとはもうたまらない。僕にとってはレンズのルックスと取り回しの良さは写りと同様に最重要だ。シンプルでカッコよくなきゃダメだ。

favorite

favorite

チューリップ型というのか、フード形状も気に入っている。

ロキシアロキシアうるさくて申しわけないが、AFを積まない潔さと、そこからくる小ささとシンプルさ、高精度なつくりの筐体、シリーズ通しての哲学のようなものにやっぱり惚れ惚れする。

 お暇をもらって東京駅近辺を気楽に散歩してきた。すべて撮って出し&各種レンズ補正OFF。東京国際フォーラムは広角レンズを買ったら絶対に撮りに行きたかったスポット!

on Tokyo International Forum

on Tokyo International Forum

on Tokyo International Forum

on Tokyo International Forum 

on Yurakuchou

on Yurakuchou

on Tokyo station

on Tokyo station

"welcome board"

Tokyo station from "KITTE"

on Tokyo station

old bar

 当たり前のことながら、広々とした画角で単純に撮っていて楽しい。F2.8を活かしてボケを狙うのも結構楽しめるし、(少ない経験で言うのは憚られるが)アイリスを絞ると特にシャープ極まりない写りになる。これは18万も高くないかもしれない。

 

 ところでこのレンズ、試写するまでもなく感じたのがフォーカスリングがかなり重いこと。僕の感覚ではLoxia 2/50のそれと比べ2倍重い。店頭で触った時には気づかなかったので個体差か…?と思いつつもあまりにも差を感じるのでツァイスの公式サイトより質問を投げてみた。以下、僕とツァイスドイツのサポート氏とのやり取り要約。

 

ぼく)"21mm買ったよ!ところでこのレンズのフォーカスリング、個人的感覚では50mmの倍重いんだけど、これはどうなの?不具合の可能性もある?"

ツァ)"21mmは「フローティング」レンズデザインになっていて、50mmと比較してより多くの動作がフォーカス時に行われているんだ。超広角レンズでは、ある決まった距離(例えば風景写真だったら無限遠とかね)に焦点を合わせるため固定されるケースが多い。この理由と機械的設計から、フォーカスリングのトルクを重くすることにしたんだよ"

 

 "ツァイス側の見解"というのは人によっては貴重で有用かもしれないと思い記載した。機構的な制約に加え「実用上必要なフォーカス変更が少ない」という判断から重くしているようで、十分なトルクはピントの確実な固定に有効という見方もある。

Loxia 50mmのフォーカスリング回転角は180°、一方21mmは90°であり、2倍重いという自分の感覚とツァイスの見解を合わせると、僕としては腑に落ちた。今後、経年での変化はあるかもしれないが、それはそれでレポートしたい。まぁ店頭で触ったものとで明確に差を感じる以上、個体差についても否めないとは思う。サポート氏の素早く明快な返答に感謝するとともにツァイスへの信頼を深める結果となった。

 

 「Utulens」とはスペックでも値段でも対極に位置するこのレンズ。こういう風な楽しみ方ができるから交換式カメラは楽しくそしてタチが悪い(沼が深い)。一般的な常用画角とは言えない広角故の難しさももちろんあるがどんどん使って自分のものにしていきたい…!