フェイバリットシャツ
一月の中旬という一年で最も地味な時期に、地味なシャツを買った。
マーガレットハウエルというブランドをどう知ったかはもう覚えていないけれども、気がつけばここのシャツが今回のものを含めて4枚、クローゼットに収まっている。
シャツが好きなうえ仕事でスーツを着用しないのでこういうカジュアルなシャツがどんどん増えて行く。どれも洗いざらし。
こちらはもう何年も同じ型で出続けているもので、いわゆる定番。やや小さめの襟、広めの身幅、サイドタック、短めな着丈と袖丈。
他の部位がちょうどよくても胸まわりがきつくて着られない、というケースが多い自分にとっては完璧なつくり。安心と信頼のスペック。
余談だけど以前シャツをパターンオーダーした際にもここの白シャツをトレースした。まさにフェイバリットシャツ。地味だけど不満なく着られる自分に合うシャツが見つけられたのは幸運なことだと思う。
今回のはコットン95%ウール5%ということで色味も相まってやや重厚感がある。このパターンの混紡生地は初体験。特に意識はしていなかったけどこれまで明るい色のシャツしか持っていなかったのでネイビーはとても新鮮。(しかし濃紺の撮り辛さよ…)
シーズンものだしセールも終盤だからだろうけど50%オフとはラッキーだった。
つまり早速散財しているのだった。