昼も夜もないブログ

子供と写真 日常の記録

Black Mist No.05

写真という趣味が日常生活の上にある余裕を土台に成り立っているということがこの半年でよくよく分かった。しばらくの間、遠出することもなく必然的に「写真を撮る」ということをろくにしていなかったのだけど、ようやくこの生活様式にも慣れたというか…?引き続きできる範囲でこぢんまり楽しんでいこうと思えるようになり、とにかく近場でもちゃんとカメラを持ち出すようになってきた。やっぱり撮るのは楽しいもので。

 

10月半ば、Kenkoからあの「Black Mist No.01」の別バージョン、No.05がデビューしたとのことで早速購入。ムービーでいうプロミストと考え方は同じようなもので、こちらは独特のソフトフィルター効果でコントラストを弱めつつ白浮きしない絶妙の滲みかたをする。

 

公式サイトにも書かれているように、No.01 では光源が強調されすぎてしまう印象が強く、僕の場合はイマイチ使いこなせず結局出番がほとんどないままになっていた。No.05 はそのフィルター効果が半分におさえられているのが特徴。

公園やら海やらに持ち出してみたので、作例として載せていく。結論としてはかなり気に入っているのでもっとあちこちで使っていきたい。カメラは全てα7Ⅲ。

 

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レンズはここまで Loxia 50mm。光源自体を入れ込むとかなり大胆に回り込むというか。コントラストが落ちるということでオールドレンズっぽく見える場合もあるかも。差し込む光のほうは日中では悪目立ちせずふんわりと滲むため使いやすい印象。

 

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続いて海に。これはもうシチュエーションが良すぎた…。下の写真はフィルター無し/有りの比較。水平線/海と砂浜のそれぞれエッジの部分で分かりやすく効果が出ている。とても好き。

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光源がない!からといっていちいち外してなんかいられないので、「べつにフィルターを付ける必要のない場面でどう写るか」はとても重要だと思う。個人的には違和感を感じることは全くなくて、使うと決めたらその日は付けっぱなしで困らない。わりとコントラストハッキリめで重厚に映るレンズなのでそういうのとは相性が良いのかも。ここまで Loxia 85mm。 下の3枚は再び50mm。

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広角レンズでは効果が出しづらい。どうしても使いたいならNo.01 が合っていると思う。太陽を入れるならこの場合はフィルター無しで光芒をハッキリ出した方が良かった。こちらは Loxia 21mm。しかし凄い描写力!

 

 

本来メインの使い方であろう夕景や夜景撮影ではまだ使えていないことと、ポートレートは現状載せられるのがないので微妙な使用レポートになってしまっているのだけど、どの場面でも使いやすく、それこそ公式が謳っているように「映画のワンシーンのように」演出できるのは間違いないのでは。Black Mist、No.01 も良いけど No.05 も良いですよーおすすめ。

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